ここでは実際にBEASTARSを読んでのあらすじと感想を書いていきたいと思います。

なるべくネタばれなしで紹介してきますが、あらすじなどではどうしても一部ネタばれしてしまうのでご了承ください。

タイトル:BEASTARS
作 者:板垣巴留
出版社:秋田書店
掲載誌:少年チャンピオン・コミックス
巻 数:1~連載中
評 価:★★★☆☆
アニメ化:未
ドラマ・映画化:未

あらすじ

動物達が通う中高一貫校「チェリートン学園」で新入生を歓迎するイベントの準備中、演劇部に所属するテムが何者かに殺されるという事件が発生する。

もともとチェリートン学園では肉食動物と草食動物の立場が大きく異なり、弱い立場の動物を守るための決まりがいくつもあったが草食動物であるテムが殺されるという事件は草食動物にとっては命に関わる問題だった。

そんな中、同じ演劇部に所属するオオカミのレゴシが犯人なのではないかと疑われてしまう。

レゴシは普段はおとなしい性格で口数も少ないせいで周りからは何を考えているのかわからないと思われており、その大きな体からとくに草食動物たちからは恐れられていた。

更に殺されたテムのロッカーをあさるレゴシの姿が目撃されてしまい疑いがますます深まってしまう。

テムを殺したのはいったい誰なのか?

動物たちばかりが暮らすこの世界の暗黙の了解とは?

人間のように思い悩む動物たちのさまざまな葛藤とそれに対する答えは必見です。

感想

面白い漫画を探している時にたまたまBEASTARSという漫画を知り、あまり興味はありませんでしたが取りあえず見ていました。

率直な感想は正直自分にはあわなかったぁという感じです。

まず動物だけの世界というのがどうもしっくりこず、それぞれの動物たちが思い悩むことに全く共感できませんでした。

確かに自分がオオカミだったらこんなことに悩むのかも・・・とか思うのかもしれないと感じることはないこともないですがそれでもやはり世界観にのめり込むことはできませんね。

ちなみにこの漫画は同じ作者の短期集中連載作『ビーストコンプレックス』という作品がヒットして、少し設定を変えて連載物になったようです。

こっちの題名の方がどんな漫画なのかイメージがしやすいですね。

また世界観としては隕石が地球に衝突し恐竜絶滅後に人類が誕生しなかった地球が舞台となっており、肉食獣と草食獣の異種族による生殖行為は可能だが、両種族の特徴を遺伝した子供が誕生するので禁じられているという感じになっています。

個人的にはあまりおすすめはしませんが、まだ巻数も少ないので興味のある方はちゃちゃっと読んでみてはいかがでしょうか。

アニメ化は?

まだ連載が始まって日が浅いのでアニメ化という話は来ていないようですね。

アニメ化するにはテーマがちょっとネガティブな感じがしないでもないですね。

支持層もかなりニッチな感じがしますし、なかなかアニメ化は難しいのではないでしょうか?

実写化は?

アニメ化もまだなのに実写化はもっとないですね。

って言うかでてくるのが動物オンリーなのでこれを実写化するのはかなり厳しいような気がします。

かなりシュールになることは否めないと思いますし、そもそも実写化しても面白くないと思います。

ってことで実写化されることはおそらくないでしょう。