ここでは実際にカラダ探しを読んでのあらすじと感想を書いていきたいと思います。

なるべくネタばれなしで紹介してきますが、あらすじなどではどうしても一部ネタばれしてしまうのでご了承ください。

タイトル:カラダ探し
作 者:ウェルザード(原作) 村瀬克俊(作画)
出版社:集英社
掲載誌:年ジャンプ+
巻 数:1~17
評 価:★★★★★
アニメ化:○
ドラマ・映画化:未

あらすじ

森崎明日香ら6人がクラスメイトの三神遥に「私のカラダ探して」と頼まれた。

この学校には”赤い人”と呼ばれる怪談が語り継がれており、以下のようなことが噂されていた。

  • 「赤い人」は放課後の校舎に現れる
  • 「赤い人」は一人になった生徒の前に現れる
  • 「赤い人」を見た者は校舎を出るまで振り返ってはならない、振り返った者は体を八つ裂きにされて校舎の中に隠される

そんな話を聞いても伊勢高広は全く信じなかったが、その夜明日香の携帯に同じように頼まれた友達からメールが来る。

しかしそのメールは様子がおかしく、更に電話をかけてみると相手側にも同じような現象が起きていた。

気が動転する中、12時の鐘が鳴ると同時に明日香は制服を着て学校の校舎の前にたっており、他の5人も同じように集められていた。

学校からは出ることもできず、浦西翔太は例の怪談には続きがあるといい以下のことを皆に話した。

  • 「赤い人」に殺された生徒は翌日皆の前に現れてカラダ探しを依頼する
  • 「カラダ探し」は拒否ができない
  • 「カラダ探し」の最中にも「赤い人」は現れる
  • 「カラダ探し」はカラダが見つかるまで行われる
  • 「カラダ探し」は死んでも死ねない

更に携帯にはメールが来ており翔太の知らないルールが書き足されていた。

走行しているうちに校舎の玄関口が開き、まるで中に誘っているかのような雰囲気になる。

皆が中に入ると校内放送が流れ「赤い人」が玄関に現れたと知らされる。

皆はその内容を全く信じていなかったが目の前に「赤い人」が実際に現れてパニックに陥る。

そして明日香は首をちぎられて殺されてしまい、翌日何事もなかったかのようにベッドで目を覚ました。

明日香は夢だったと思いたかったが首にはあざができており殺された感触がリアルに残っていた。

更に登校中に先日と同じことが起こり、同じくカラダ探しに参加した鳴戸理恵から日付が昨日のままだと聞かされる。

更に学校では遥の様子がおかしく、高広はカラダ探しを頼まれなければいいと考え皆一斉に別の方向に逃げたが皆のところへ遥は現れ昨夜と同じようにカラダ探しに参加させられることになる。

そして深夜12時になると先日と同じように校舎の前に集められるのだった。

感想

久しぶりにドハマりする漫画に出会えました。

ミステリーとホラーがうまく融合しているというような作品でしたね。

最初に見たのは週刊ジャンプで読み切り枠で出張みたいな感じだったんですけど、その時はあまりおもしろいとは思いませんでした。

でもカラダ探しの背景などの説明を読むと非常に考えられている設定だったためすぐにのめり込みました。

コミックスは17巻で完結しましたけど、残った謎を解明するために続編がすでに連載開始しています。

コミックスが出たら読み始めるつもりですけどそっちにも期待大ですね。

内容は3部編成されていて1部ごとに違うメンバーがカラダ探しを開始します。

最後はカラダ探しとはちょっと違うのですが、謎が明らかになって行くので非常に読み応えがありました。

小説は4部作となっており、続編が語られていない部分に該当しているようです。

最近の漫画の中では非常によく練られている作品だと思うので、興味がある方はぜひ読んでみてください。

ミステリー好きにもホラー好きにもぴったりくる作品だと思いますよ。

アニメ化は?

漫画版を原作としたWebアニメが、スマートフォン向けアプリ『タテアニメ』にて2017年7月31日から8月31にかけて、毎週月・木曜日に配信されたそうです。

全10話で各話約3分のショートアニメ形式で、漫画版の第1巻第1話から第2巻第12話に沿った内容になっているとのこと。

PVがあったので掲載しておきますね。

どんな感じに仕上がっているのかは知りませんが、本編に沿った内容になっているなら面白いと思いますし、アニメになった分ホラー感が増していると思いますので興味のある方はぜひ見てみてください。

実写化は?

実写化の話はまだありませんが、一応コミックスは完結しましたし内容的には実写化されてもおかしくない内容だと思います。

年齢規制はかかると思いますがコミックスも人気なので実写化されるのも時間の問題でしょう。

キャスティングには頭を悩ませるところだと思いますが、どんな俳優さんが起用されるのか楽しみですね。

まあ100%実写化されると決まったわけではありませんので気長に待つことにしましょう。