ここでは実際にキングダムを読んでのあらすじと感想を書いていきたいと思います。

なるべくネタばれなしで紹介してきますが、あらすじなどではどうしても一部ネタばれしてしまうのでご了承ください。

タイトル:キングダム
作 者:原泰久
出版社:集英社
掲載誌:週刊ヤングジャンプ
巻 数:1~連載中
評 価:★★★★★
アニメ化:○
ドラマ・映画化:未

 

あらすじ

中国を初めて統一する秦の始皇帝が君臨する前、秦の警吏に下僕として仕えていた信(しん)と漂(ひょう)。2人の夢は天下の代将軍になることだった。日夜訓練に励む二人の前に大臣である昌文君が通りかかりなぜか漂だけ仕官させるといわれる。突然のことに驚く二人だったが漂は夢をかなえるために王宮へと足を運ぶ。そこで言い渡されたのは漂にそっくりな秦の王である政の替え玉になることだった。王宮では王の弟である成蟜(せいきょう)が王位をねらって反乱をおこそうとしていたからである。昌文君らの予想通り成蟜による反乱が勃発し漂は替え玉として戦場を駆け抜けるが、暗殺者の手にかかり命を失ってしまう。漂は死ぬ間際村に帰り信に自分の夢と王を託したのだった。果たして信は王を救うことができるのか?下僕の身分から天下の代将軍へと駆け上がる信の戦いがいま幕をあげる!!

 

感想

中国史はわりと好きな方で、当然横山光輝氏の三国志も読破しています。

最近では修羅の門などを書いている川原正敏さんが新たに連載を始めた『龍帥の翼 史記・留侯世家異伝』も読んでいます。

これはちょうど始皇帝が誕生して次の項羽と劉邦が争う話になりますね。

そんな私ですが当然キングダムも熟読しており、非常に楽しませてもらっています。

評価は当然5つ星中の5つ星で、文句なしの面白さです。

戦いに躍動感がありますし、なにより一人一人のキャラクターたちが非常に魅力的ですね。

一つ一つのセリフがいちいちアツイですし、胸に残るセリフが多いのも特徴です。

戦国時代なだけあって主要キャラもバンバン死んでいきますし、スピード感があって読み易いと思います。

特に大きな転機となるのは11巻 – 16巻あたりの秦趙攻防戦で、超重要キャラクターの死をきっかけに信が大きく躍進していきます。

歴史好き、バトル好きには特におすすめの漫画で、中国史に興味のある方もない方も楽しめる内容になっているのでまだ読んでいないという方はぜひ読んでみてください。

 

アニメ化は?

キングダムは超人気漫画であるため当然アニメ化もされています。

私はまだ見たことないのですが、第1話を少しだけ見た感じではコミックの方がおもしろそうでした。

キングダム アニメ 第1話

第1期は全38話、第2期は全39話の構成になっており、第1期では秦趙攻防戦まで、第2期では合従軍侵攻の手前までを放送したようです。

アニメの最初の方を見た感じでは戦の躍動感を表現できているかどうか微妙なところだったので、みる価値があるかどうかは良くわかりませんが、キングダムが好きな方は見ておいても損はないと思います。

個人的にはこの先も見ることはないと思いますが、縁があればそのうち見てもいいかなとは思っています。

アニメを見たことがある方はこんな感じだったよとコメントなどいただけると非常にうれしいですね。

 

実写化は?

最近では漫画の実写化が非常に多くなっていますが、おそらくこの作品が実写化されることはないでしょう。

まずこの漫画には登場人物が多すぎて誰かにフォーカスすると他が手薄になってしまい結局中途半端な感じになってしまうと思います。

なにより戦の大群を日本では表現することができないと思いますし、そこまでアクションができる人材をそろえるのも一苦労だと思います。

よって100%ないとは言い切れませんが、実写化されることは当分ないでしょう。