ここでは実際に今際の路のアリスを読んでのあらすじと感想を書いていきたいと思います。

なるべくネタばれなしで紹介してきますが、あらすじなどではどうしても一部ネタばれしてしまうのでご了承ください。

タイトル:今際の路のアリス
作 者:麻生羽呂(原作) 黒田高祥(作画)
出版社:小学館
掲載誌:サンデーGXコミックス
巻 数:1~連載中
評 価:★★★☆☆
アニメ化:未
ドラマ・映画化:未

あらすじ

佐野紀奈は人生を「強制参加のクソゲー」だと考えていたがある時目を覚ますと見知らぬ世界にいた。

どうやらそこは京都のようだったが明らかに年月がたっており謎は深まるばかり。

当たりを探しても誰も見つからなかったが清水寺に行った時に小島亜里朱と出会う。

2人に共通していたのは目覚めたらなぜかこの世界にいてトランプを持っているということだけだった。

それが何かはわからず人を探す当てもなかった二人だったが突然目の前で花火が打ちあがり他に人がいることが分かる。

そこには職業が様々な9人が待っているが誰も詳しいことを知らず記憶が定かではない様子。

亜里朱は東京に戻ることで何かわかるかもしれないと考え東京に行くことを提案するが何人かに反対される。

更に一人の男の発言によりトランプが重要なものであると意識づけられ、12人中10人が東京へ行くで合意する。

一人は知り合いの家があるためそっちに行きたいといい代わりにトランプは別の人間に預けたがもう一人は断固として東京に行くことを拒否した。

翌日亜里朱たちが目を覚ますと東京行きを反対していた男が遺体で発見され一人が行方不明になっていた。

男を殺したのは行方不明になった男だと結論付けた亜里朱たちはキャンピングカーに乗って東京を目指すことに。

感想

本作は今際の国のアリスのスピンオフ作品となっており原作は前作を書いた麻生羽呂となっています。

世界観としてはどうやら前作の6年後の世界になっているようで、人が少ないせいか国ではなく路が舞台となっています。

げぇむが行われることもなくただただ京都から東京を目指す話。

ただし今際の路に来ることになった原因が大きくわけると2つのグループに分かれていて、世界そのものではなく人が謎を持っているという設定になっています。

個人的にはげぇむがあっていろんなことをしてくれた方が面白かったんですけどね。

ただある一人が持っている謎が何なのかは非常に気になります。

今回登場するアリスは前作とは何の関係もない別人なのでその点も若干残念ではありましたね。

前作の方がおもしろいと思いますがこれはこれでまあまあの内容になっているので興味のある方はぜひ読んでみてください。

アニメ化は?

本作はまだ連載されてから日が浅いためそのような話は出ていないようですね。

前作はOVAになっているため本作もアニメになる可能性がないわけではないと思いますが、おそらくそこまで人気が出ないと思います。

別にげぇむがあるわけでもなく、あるのはただただ人間による殺し合いなので見ていていいものではありません。

途中で獣みたいになってしまう人もいますし。

期待している人には申し訳ないですがまあないと思いますよ。

実写化は?

実写化はアニメ化以上にないと思います。

題材がそもそも実写化に向いていませんし、そこまで面白いわけでもありませんし。

実写化されるなら今際の国のアリスの方が先でしょうね。

まあでも実写化されてもいまいちな内容になると思いますよ。