ここでは実際に今際の国のアリスを読んでのあらすじと感想を書いていきたいと思います。

なるべくネタばれなしで紹介してきますが、あらすじなどではどうしても一部ネタばれしてしまうのでご了承ください。

タイトル:今際の国のアリス
作 者:麻生羽呂
出版社:小学館
掲載誌:週刊少年サンデーS → 週刊少年サンデー
巻 数:1~18
評 価:★★★★☆
アニメ化:○
ドラマ・映画化:未

あらすじ

有栖良平はいわゆる落ちこぼれであり、成績優秀な弟と比べられては現実から目を遠ざけていた。

有栖には仲のいい同級生の勢川張太と小学校の時の同級生ですでにバーを経営している苅部大吉という親友がいた。

その日アリスが劣等感から家を飛び出し苅部のバーへ足を運ぶとすでに張太が来ておりしかも酔っぱらっていた。

その後3人は女の子を難破するために歩いて渋谷を目指すが、近くの駅で断念してしまう。

そこでしばらくしゃべった後突然大きな花火のようなものがあがり、3人が気が付くと苅部の店にいた。

だがそこは何年も月日がたったような感じになっており、外に出ると都会が自然に浸食されていたのである。

夢の世界に迷い込んだと考えた3人だったが、夜になっても戻れる様子はなく苅部はそろそろ現実として受け入れた方がいいのではと口にする。

すると突然音が聞こえ始めそっちに行ってみると祭りの時のように飲食店が並んでいた。

更にそこにはOL風の女性の姿が。

戸惑う3人だったが、その女性は事情を知っているようで、この場所ではこれから「げぇむ」が行われると口にする。

そして3人は命がけの「げぇむ」に身を投じることになる。

感想

設定自体はどこにでもあるようなサスペンス漫画ですが、「今際の国」と呼ばれる謎の世界に、生き残るために必要な「げぇむ」などの設定は斬新でなかなかおもしろいと思います。

実際作品を読んでみると爆発的なおもしろさはなかったものの十分楽しめる内容になっていたと思います。

この漫画はすでに完結していて種明かしまでされているので非常にすっきりと読み終わることができました。

もちろんその設定で納得するかは人それぞれですが。

まあでも「今際の国」というタイトル通りの世界と、アリス・イン・ワンダーランドをかけた異世界という組み合わせはなかなか良かったと思います。

主要キャラクターもバンバン死んでいくので誰が生き残るのかハラハラドキドキして良かったです。

基本的に「げぇむ」は誰かが死ぬようになっていますが、知能戦や肉体戦など様々なジャンルのゲームがあるので楽しめると思います。

興味のあるかたはぜひ読んでみてください。

アニメ化は?

サンデー連載7作品を連続OVA化するアニサン企画の一つとして、コミックス第12巻にOVA付き特別版が2014年10月15日に発売されました。

PVがあったので掲載しておきますね。

いつ削除されるかわかりませんが本編動画もあったのでついでに掲載しておきます。

アニメはどうやらコミックスの1巻から3巻までの内容となっているようです。

3話構成で一話で一つの「げぇむ」をクリアしていくことになります。

私は見ていないので何とも言えませんが興味のある方は見れるうちに見ておいてください。

実写化は?

さすがに実写化されることはないと思います。

人がバンバン死んでいきますからね。

まあでもガンツなどが実写化されたことを考えるとあり得ないこともないのかもしれませんね。

まあ2018年2月現在ではまだそのような情報は出ていないので期待せずに待ちましょう。