将国のアルタイル嵬伝 嶌国のスバルのあらすじと感想
ここでは実際に将国のアルタイル嵬伝 嶌国のスバルを読んでのあらすじと感想を書いていきたいと思います。
なるべくネタばれなしで紹介してきますが、あらすじなどではどうしても一部ネタばれしてしまうのでご了承ください。
タイトル:将国のアルタイル嵬伝 嶌国のスバル
作 者:小林裕和(原作) カトウチカ(作画)
出版社:講談社
掲載誌:月刊少年シリウス
巻 数:1~連載中
評 価:★★★☆☆
アニメ化:未
ドラマ・映画化:未
あらすじ
皇暦1492年/大秦暦301年、ルメリアナ大陸東端の巨大国家・大秦国によって日薙嶌国は征服されていた。
日薙嶌国の生き残りは奴隷となり恥を忍んで日薙嶌国の復活を待っていたが10年たってもその兆しは見られなかった。
かつて日薙皇家の親衛隊長を務めた速布叉は腹を切ろうとする部下をいさめ、頭を地につけながらも耐え忍んだ。
速布叉が日薙の復活を信じていたのは10年前国が滅亡する際に皇太子の身代わりとしてわが子を差し出していたからだった。
長い年月で速布叉の心も折れかかっていたまさにその時、皇太子・楠昴皇子が姿を現し奴隷たちが反旗を翻した。
皇子はかつて大秦を震撼させた東弓(火縄銃)を速布叉に与え、それを用いて敵軍の対象を撃ちとる。
速布叉には東弓を最大限活用できる浄天眼が備わっており、それを使って大将を撃ちとったのだが、その目には別の真実も映し出されていた。
それは皇子だと思っていた人物が別人であり、本物はすでに死んでおり、国を復活させるために皆を欺きながらも立ち上がったというのである。
速布叉も皇子と共に大秦から国を取り戻す覚悟を決めるのだった。
感想
将国のアルタイルに出てくる東弓が作られたとされる日薙嶌国に焦点を当てたスピンオフとなっています。
個人的には本編よりもこっちの方が好みですね。
国が一つに絞られている分内容も把握しやすいですし、なにより国を取り戻すという目的が明確ですよね。
本作はトルキエ暦77年/帝国暦453年から物語がスタートしているようで、本編はトルキエ暦75年/帝国暦451年からなのでマフムートが将軍を下されて国外を回っているころあたりですかね。
話の途中では何やら設計図のようなものを見せて没収された少年がいたのでそれの伏線をこちらで回収したというところでしょう。
日薙嶌国は日本がモチーフとなっているので自然と感情移入もしやすいですよね。
将国のアルタイルを読んでいるなら確実に楽しめる内容になっていると思うので是非読んでみてください。
アニメ化は?
こちらはまだ連載されてから日が浅いためアニメ化という話にはなっていません。
ですが本編の人気を考えるとこちらもアニメ化されてもおかしくはないと思います。
日本がモチーフとなっているため入りやすいと思いますし。
個人的には内容もこちらの方がおもしろいですし。
アニメ化されるかどうかはわかりませんが気長に待つことにしましょう。
実写化は?
実写化されることはさすがにないと思います。
本編も実写化の話は出ていませんし、この作品の実写化は監督がやりたがらないと思います。
設定などいろいろ大変ですしね。
今後どうなるかはわかりませんがあまり期待しない方がいいでしょう。
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