ここでは実際にZOMBIEPOWDER.を読んでのあらすじと感想を書いていきたいと思います。

なるべくネタばれなしで紹介してきますが、あらすじなどではどうしても一部ネタばれしてしまうのでご了承ください。

タイトル:ZOMBIEPOWDER.(ゾンビパウダー)
作 者:久保帯人
出版社:集英社
掲載誌:週刊少年ジャンプ
巻 数:1~4
評 価:★★★★☆
アニメ化:未
ドラマ・映画化:未

あらすじ

この世界には「死者の指輪」と呼ばれるものが12個ありそれをすべて集めると「ゾンビパウダー」が作れるといわれていた。

ゾンビパウダーを死者に使えば蘇らせることもでき、生者に使えば不老不死を得ることができるといわれており、「死者の指輪」を集めている物はパウダーハンターと呼ばれていた。

ある村に住むエルウッドという少年は13歳ながら武装窃盗集団「グレイ・アンツ」に所属しておりすりとして働いていた。

それは心臓の病に苦しむ姉のシェリルを助けるために金を稼ぐためだった。

ある時エルウッドは見慣れないよそ者にスリをはたらくがまくかわされてしまい、逆に飯をたかられてしまう。

そのよそ者とは芥火ガンマという名前で使者の指輪を集めているパウダーハンターだった。

また芥火ガンマはS0級犯罪者で賞金額は9億6千万ニートという超大物だった。

そのことを知らないエルウッドはガンマを家に招いてご飯をごちそうするが、ガンマにいたいところをつかれてしまう。

その夜、ガンマは家を出ていくがそこへグレイ・アンツのリーダーであるキンクロがやってくる

キンクロが狙っていたのはガンマの首にかかっている賞金首であり、エルウッドに居場所を聞くががんとして答えなかった。

これがキンクロの逆鱗に触れてしまいエルウッドに銃を向けたがシェリルがエルウッドをかばい彼女は命を落としてしまう。

そこへガンマが再びやってきてグレイ・アンツを一掃した。

居場所を失ったエルウッドは死んだシェリルを蘇らせるために使者の指輪を集めているガンマと共に旅に出るのだった。

感想

作者の久保帯人はのちのちBLEACHという漫画で大ブレイクするんですけど、自分はこの漫画をジャンプでリアルタイムで読んでいてこの時からかなり好きでしたね。

多くの謎を残して打ち切りになってしまいましたけど、長く続いておもしろくなくなって行くよりはずっといいと思います。

ただもう少し長く続いてほしかったというのはありますね。

5個も6個も伏線を張っておいて回収されないなんて読者はもやもやするだけですからね。

本作は西部劇の時代のような設定になっていますが、どんな世界でどんな年代なのかは全くの不明となっています。

設定があいまいな部分が多いのでもともと長期連載するつもりはなかったのかもしれませんね。

まあでもアクション漫画としてはあっさりと読めてそれなりに楽しめると思うので、久保帯人の作品に興味のある方は読んでみるといいと思います。

ちなみに劇場版BLEACH MEMORIES OF NOBODYに一部キャラがリファインされて登場してようなので興味のある方はそちらもご覧になってみて下さい。

アニメ化は?

連載期間も短くこの作品の後に連載になったBLEACHが非常に人気になったため、この作品が今後アニメ化されることはまずないでしょう。

今後連載が再開されればアニメ化なんてこともあるかもしれませんが、まあ復活することはないでしょうね。

アニメ化を期待している人はいないと思いますが、コミックスだけで我慢してください。

実写化は?

人気もそこそこで連載期間も短かったのでこの作品が実写化されることはないでしょうね。

アニメ化すらもされていないので、今後いくら待っても実写化されることはないと思います。

少なからずファンの方はいると思いますがコミックスだけで我慢しましょう。