ここでは実際にACMA:GAMEを読んでのあらすじと感想を書いていきたいと思います。

なるべくネタばれなしで紹介してきますが、あらすじなどではどうしても一部ネタばれしてしまうのでご了承ください。

タイトル:ACMA:GAME
作 者:メーブ(原作) 恵広史(作画)
出版社:講談社
掲載誌:週刊少年マガジン
巻 数:1~22
評 価:★★★★☆
アニメ化:未
ドラマ・映画化:未

あらすじ

高校3年生の織田照朝は8年前に両親が相次いで他界しており、わずか7歳で父親の経営する巨大な会社「織田グループ」を継ぐことになる。

当然周りの人間は7歳の子供にできるはずがないと考え次々に織田グループを見限っていくが、照朝は父親の残したものを守るために精一杯の努力を続ける。

トップを失った織田グループは経営破たんしもうだめかと思われたが、新たに会長の座についた照朝の力によりわずか3年で日本のトップ企業にまで成長したのである。

照朝は社員全員の名前を記憶しており家族として接しており、社員の全員から慕われていた。

そんな頭脳明晰な照朝は学校でも当然優秀で、容姿端麗ということもありファンクラブができるほどの人気だった。

だがつい最近、企業のトップが突然すべてを第3者に譲渡するという怪事件が発生していたが、社長が自らの意志ですべてを譲渡しているとして事件として扱われることはなく世間がざわついていた。

もちろん企業のトップである照朝もこのニュースには目を光らせ、部下にはなぜこのようなことが起こったのかを探らせていた。

その中で、すべてを失った企業のトップは「悪魔」という共通の単語を口にしていることが分かる。

それだけではなにもわからないためいつも以上に用心する照朝だったが、ある時突然会社にマフィアが押し入ってきて、自分が世間を騒がせている事件の黒幕だと口にする。

マフィアのボスであるマルコ・ベルモンドは悪魔の鍵という謎の鍵を取り出しそれを使用するとにわかには信じられないが悪魔が出現した。

照朝はマルコとの悪魔のゲームに強制的に参加させられ、負ければすべてを失う状況に追い込まれてしまう。

果たして悪魔の鍵とは何なのか?

悪魔の鍵をめぐって照朝は予想もつかない争いへと巻き込まれていくのだった。

感想

○○ゲームという漫画は自分の中で好きな部類の漫画が多く、ACMA:GAMEもそのタイトルと絵のきれいさから取りあえず手に取り読んでみました。

頭脳を使った心理ゲームは自分の大好物であり、ライヤーゲームなども好きな漫画に入っている私は今作品も非常に楽しむことができました。

出てくるゲームは毎回異なり頭を使ったゲームもあれば体を使うゲームもあり、多種多様で飽きが気ませんでしたね。

基本的にはどのゲームも相手の心理を読み手の内を読み切った方が勝つという方が多く、白熱の頭脳戦が繰り広げられます。

登場するキャラクターも魅力的で主人公以外のプレイヤーがゲームするところも非常に楽しめます。

頭を使った読み合いなどが好きな方にはぴったりはまると思うので是非読んでみてください。

アニメ化は?

ACMA:GAMEは週刊少年マガジンで連載されていましたが、同誌は他にも多くの人気アニメがあるためアニメ化には至っていないようですね。

頭脳心理ゲームというコンセプトからアニメにはかなり向いていると思いますが、少し複雑なルールなども入っていることもあるため、それをアニメの枠で説明しきるのは難しいのかもしれませんね。

特に子供には理解できない部分も出てくると思いますので、そう考えるとこの先もアニメ化はされないような気がします。

個人的には非常に好きな漫画で是非アニメ化もしてもらいたいところですが、すでに連載が終わってしまっていることからもアニメ化は期待できないでしょうね。

実写化は?

アニメ化もまだなのに実写化はもっとないですね。

特に悪魔が出てくるのでその部分はCGに頼らざるをえないようになってしまいますし、それだとあまり見ごたえがないような気もします。

デス・ノートのような感じになるような気がしないでもないですが、取りあえず実写化されるよりはアニメ化を期待した方がいいでしょうね。

まあ仮に実写化されるとしても自分は見ないでしょうね。

ACMA:GAMEの評価は5つ星中4つ星になっていますが、見ごたえは十分だと思いますので興味のある方は是非ご覧になってみてください。