ここでは実際にI AM SHERLOCKを読んでのあらすじと感想を書いていきたいと思います。

なるべくネタばれなしで紹介してきますが、あらすじなどではどうしても一部ネタばれしてしまうのでご了承ください。

タイトル:I AM SHERLOCK
作 者:伊緒直道(原作) 高田康太郎(作画)
出版社:小学館
掲載誌:ゲッサン少年サンデー
巻 数:1~連載中
評 価:★★★☆☆
アニメ化:未
ドラマ・映画化:未

あらすじ

イギリスを代表するほどのダメ人間であるジョン・H・ワトスンのもとに同居依頼が舞い込んでくる。

相手は男性で家賃などはすべてそちらが持ってくれるということだった。

ジョンが早速依頼人と会うと握手しただけで自分の様々なことを言いあてられる。

なんと同居依頼をしてきたのはアンドロイドだったのである。

そのアンドロイドは普通のアンドロイドとは異なり人間らしく生きることを学ぶために作られていた。

そこでダメ人間であるジョンを観察することで人間性を養おうという設計者の魂胆があったのだ。

それを聞いたジョンは依頼を断りでていくのだがすぐに警察を連れて帰ってくる。

どうやらジョンが泥棒を働いたようで追われていたらしく、とったUSBを返せと迫られる。

その争いにアンドロイドが介入し、USBの中身を見てみると強盗の計画書が入っており、しかもその警官は偽物でジョンから盗まれた張本人だった。

追い詰められた犯人はジョンたちに銃を向けてくるがアンドロイドの死をも恐れぬ行動とジョンの勇敢な行動によりことなきを得る。

ジョンはアンドロイドとの同居を承諾し、ここからコンビで数々の事件を解決していくことになる。

同居アンドロイドはシャーロック・ホームズという名前だった。

感想

シャーロック・ホームズはかなり好きな題材で洋画も海外ドラマも欠かさず見ており、同じくシャーロック・ホームズを取り扱った漫画である憂国のモリアーティも好きなんですけど、この漫画はいまいちでした。

シャーロックの魅力とは人間離れした頭脳に加えてだらしなさのある点が人間味をもたらしてくれていて、そのギャップが良いんですけど、シャーロックをアンドロイドにしてしまったらその魅力がすべて失われてしまいますよね。

シャーロックをアンドロイドにするという着眼点は斬新だと思いますが、それをやってしまうともともとのコンセプトが壊れてしまうような気がします。

よってこの作品はいまいちと言わざるをえませんね。

え~と思う方も読んでみると納得だと思います。

特にシャーロック好きの方にとっては受け入れがたい内容になっているのではないでしょうか。

まあでも絵はうまいですし好きな人は好きだと思いますので、興味のある方は読んでみるといいのではないでしょうか。

アニメ化は?

内容的にはアニメ化される可能性は高いと思います。

後はどれくらい人気が出るかですね。

個人的にはアニメ化されるような人気が出る作品とは思いませんが、どうなるかはわかりませんね。

アニメ化されるにしてももっと先のことになると思いますので気長に待ちましょう。

実写化は?

実写化されることはまずないと思います。

どちらかというと海外ドラマなど実写化されている物が人気があるから漫画化したのではと思われる作品ですし。

日本人でシャーロックを演じるのは無理がありますしね。

ということで実写版が見たい方は海外ドラマなどを見てみるといいと思いますよ。