送球ボーイズのあらすじと感想
ここでは実際に送球ボーイズを読んでのあらすじと感想を書いていきたいと思います。
なるべくネタばれなしで紹介してきますが、あらすじなどではどうしても一部ネタばれしてしまうのでご了承ください。
タイトル:送球ボーイズ
作 者:フウワイ(原作) サカズキ九(作画)
出版社:小学館
掲載誌:裏サンデー
巻 数:1~連載中
評 価:★★★★☆
アニメ化:未
ドラマ・映画化:未
あらすじ
ハンドボールが盛んな富山県氷見市では絶対王者の蓬莱大附属高校がインターハイに連続出場していたが、4年前に火鼠高校が蓬莱大附属高校を倒したことにより28回連続で記録が途絶えた。
当時の試合を見ていた佐倉凪は火鼠高校にあこがれ入部を果たすがその思いとは裏腹にハンドボール部は低迷していた。
その理由は当時監督を行っていた黒澤鉄人が火鼠高校から退いていたからである。
その中でも佐倉凪はまじめに部活に取り組み幼馴染のマネージャーに雑用として扱われながらも懸命にチームに貢献しようとしていた。
ある時、東京から志熊栄都という転校生がやってきてハンドボール部に入りたいと佐倉に持ちかけてくる。
佐倉は志熊を体育館に連れて行くがハンドボール部のキャプテンである大月雪弥は入部に身長制限を設けており志熊は入部を拒否される。
大月はハンドボールでは大きいものが有利であると考えており、4年前の栄光を取り戻すために指導者不在の中本気でチームを強くしようと考えていたのである。
それを聞いた志熊はますますハンドボール部に魅かれ大月は入部をかけたテストを持ちかける。
これは大月がていよく志熊を追い返すためのものだったが、志熊は初心者でありながら高校生ではほとんどつかわれることがないムササビシュートを使ってテストに合格したのである。
志熊の中に初心者以上の何かを見た大月は志熊の入部を認め打倒蓬莱大附属高校を掲げ厳しい練習を課していくのだった。
感想
最近王道のスポ根漫画探しにはまっていて、ハンドボールの漫画ってかなり珍しいと思って目を通しました。
ハンドボールのことをよく知らない私ですが、この漫画では初心者にもわかりやすい解説がはいっているので誰でも楽しめる内容になっています。
なによりハンドボールの漫画ってかなり新鮮なので取りあえず見てみる価値はあると思います。
個人的な評価は3.5星ぐらいですが四捨五入して4つ星にしています。
本作は2007年から新都社のWebコミックサイト『週刊少年VIP』にて連載されていた「送球小僧」(そうきゅうボーイズ)の後継の漫画となっており、キャラ設定などは引き継がれているようです。
作者のフウワイはハンドボールの経験者で、なかなかハンドボール漫画のヒット作が生まれない現状に対し、それならば自分が描いてもっと競技人口を増加、世間の関心を高めさせたいという思いを強く抱いて作品に取り組んでいるとのこと。
本作は主人公が志熊栄都なのか佐倉凪なのかよくわからない感じで進んでいきますので、おそらくダブル主人公という設定でやっているんだと思います。
経験者の方はもちろんのこと初心者の方も楽しめる内容になっているので是非読んでみてください。
アニメ化は?
残念ながら現時点ではアニメ化はされていませんね。
まあまだコミックスも6巻までしか出ていませんのでアニメ化されるかどうかはこれからって感じですね。
ハンドボールはまだまだ知名度が低いためコミックの人気が出るかどうかは微妙なところだと思います。
題材としては扱いやすいのでこのまま連載が続くようでしたらアニメ化される可能性は高いでしょうね。
まあコミックスを読んで気長に待ちましょう。
実写化は?
スポーツ漫画って意外と実写化が難しいので今作もされないかもしれませんね。
人気漫画でも実写化されることってあまりないので、中堅漫画ではなおさらでしょう。
そのうち舞台化ぐらいはあるかもしれませんね。
実写化されるよりはアニメ化される方が先だと思うのでそちらを楽しみに待ちましょう。
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