ここでは実際に漫画Q.E.D. 証明終了を読んでのあらすじと感想を書いていきたいと思います。

なるべくネタばれなしで紹介してきますが、あらすじなどではどうしても一部ネタばれしてしまうのでご了承ください。

タイトル:Q.E.D. 証明終了
作 者:加藤元浩
出版社:講談社
掲載誌:月刊少年マガジンなど
巻 数:1~50
続 編:Q.E.D. iff-証明終了-
評 価:★★★★☆
アニメ化:未
ドラマ・映画化:○

あらすじ

高校生の水原可奈の友人である紀子の父親が殺されるという事件が発生する。

水原は偶然知り合ったクラスメイトでMITを卒業している天才の燈馬想に事件解決の手伝いをしてもらうことに。

燈馬は持ち前の頭脳で次々に難題を解いていき、更にはプログラミング技術を使ってハッキングをすることもできていた。

燈馬は事件を論理的に考えていき、矛盾点を暴き、事件の犯人としてもっとも当てはまる人物を言い当て事件を解決した。

この時から水原可奈は燈馬の頭脳を信頼するようになり、事件が起きるたびに燈馬の協力を仰ぎ次々に事件を解決していくことになる。

感想

基本的にはコナンや金田一と言った推理小説と同じ感じですが、トリックだけでなく心情的な部分にも多く焦点が当てられており、殺人事件でも軽い気持ちで読んでいくことができます。

主人公である燈馬の知識はへぇ~と思うようなことが多く、読んでいて面白いものが多いです。

専門的な話が出ることも多く、幅広いことが知れるので読んでいて飽きないと思います。

事件を解決する時は読者に与えられていないヒントがあることも多く、捜査段階ではなかなか犯人を予想できないのもいいと思います。

犯人を知るためには結局最後まで読まなければならないですからね。

姉妹作であるC.M.B.とのコラボレーションもあり、そちらを読んでいる方にとってはかなり楽しめる内容になっていると思います。

重すぎないミステリー漫画が読みたいという方はぜひ読んでみてください。

アニメ化は?

残念ながらアニメ化はされていませんね。

C.M.B. が海外取材などで未曽有の製作費がかかるためアニメ化はありえないとされているらしいので、おそらくこちらも同じ理由でしょう。

C.M.B. 程ではないですけどかなり国際色豊かな作品ですからね。

アニメ化すればかなり面白い感じにあると思うんですけどね。

非常に残念ですが今はコミックだけで我慢しましょう。

実写化は?

私は見ていませんが、NHK総合「ドラマ8」枠で、2009年1月8日から同年3月12日まで高橋愛主演の連続ドラマとして放送されました。

キャスト

  • 水原可奈 – 高橋愛(モーニング娘。)[少女時代:桑島真里乃]第9話
  • 燈馬想(塔場総一郎)- 中村蒼
  • 水原幸太郎(霧之塚幸輔) – 石黒賢
  • 梅宮衿子 – ちかげ[少女時代:安藤咲良]第9話
  • 香坂まどか – 中村静香[少女時代:田辺未佳]第9話
  • 西丸浩樹 – 中山卓也[少年時代:五十畑哉耶]第9話
  • 笹塚真人(幡ヶ谷真) – 富岡晃一郎
  • 鎌田公男先生 – 野間口徹
  • 江成姫子(クイーン) – 垣内彩未
  • 長家幸六(ホームズ)- 広瀬斗史輝
  • 盛田織理(モルダー)- 渋谷謙人
  • 古典の先生 – 小磯勝弥
  • 美術の先生 – 小川麻琴
  • 謎の少年(辛島) – 桑代貴明 第9話
  • 謎の少年(新田) – 斉藤圭祐 第9話

主演は燈馬の方じゃなかったんですね。

予告動画があったのであげておきますね。

個人的にはキャスティングが若干微妙ですが、まあでも最初の3分を見た感じではQ.E.D.感は出ていたように思います。

そのうち時間がある時にでも見てみようと思います。

もしすでに見ている方がいたら感想など教えていただけると嬉しいです。