ウロボロス -警察ヲ裁クハ我ニアリ-のあらすじと感想
ここでは実際にウロボロス -警察ヲ裁クハ我ニアリ-を読んでのあらすじと感想を書いていきたいと思います。
なるべくネタばれなしで紹介してきますが、あらすじなどではどうしても一部ネタばれしてしまうのでご了承ください。
タイトル:ウロボロス -警察ヲ裁クハ我ニアリ-
作 者:神崎裕也
出版社:新潮社
掲載誌:週刊コミックバンチ(2009年12号 – 2010年39号)月刊コミック@バンチ(2011年3月号 – 2017年2月号)
巻 数:1~24
評 価:★★★☆☆
アニメ化:未
ドラマ・映画化:○
あらすじ
いつもぼ~っとしてのろそうな龍崎イクオは所属する警察署で検挙率No.1の刑事であり、同僚はなぜイクオがトップなのかと首をかしげていた。
ある時会社員が自殺するという事件が発生するがイクオだけは自殺ではないのではないかと考える。
イクオは幼いころからの友人で極道の段野竜哉と連絡を取り件の自殺が殺人事件であることを教えられる。
その後死んだ会社員の妻と子供が乗った車が東京湾で発見され妻は死に子供だけが生き残る。
竜哉に教えてもらった犯人が口封じに殺したのだと考えたイクオはすぐに娘の病室に行くとそこには竜哉からの花が置いてありメッセージも残されていた。
これにより真犯人の居場所を知ったイクオは一人で犯人の元へ行き自ら裁きを下したのである。
その後警察がやってきて第一発見者のイクオが手柄をもらうことになり、頭を拳銃で撃ち抜かれた犯人はヤクザとの抗争で死んだことになった。
またイクオのもとに竜哉から電話がかかってきて使った銃は自分が処分しておくと伝えたのだった。
15年前、イクオと竜哉は共に養護施設で育っていた。
だがある時施設長の柏葉結子が何者かに殺され、犯人の証言をしようとしたイクオと竜哉は金時計をつけた男にすべての情報を握りつぶされなにもみなかったことにしろと脅されたのである。
イクオと竜哉は結子先生を殺した背後には金時計の男がいると確信し、自分たちで復讐するためにその道に精通している警察と極道に身を染めることになるのだった。
感想
ドラマで放送されたのをきっかけに存在を知りあまり興味はありませんでしたがとりあえず読んでみました。
率直な感想はまあまあと言った感じでした。
悪くないのですがどうもこういった話は個人的にあまり好きではないようで、評価はそこそこになっています。
最初は『週刊コミックバンチ』で連載されていたようですがこれが休刊になってしまったため『月刊コミック@バンチ』に引越しており、『週刊コミックバンチ』連載分を第1部、『月刊コミック@バンチ』掲載分を第2部として扱うことになっています。
第1部は第1巻 – 第8巻、第2部は第9巻からとなっているので読む際はこれを意識することでストーリーの区切りが良くわかると思います。
ネタばれを防ぐためにここでは深くは言及しませんが、終盤まで二転三転する黒幕の正体には胸がドキドキすること間違いなしです。
王道ではありませんが刑事ものの漫画に興味のある方は読んでみるといいと思いますよ。
アニメ化は?
残念ながらアニメ化はされていませんね。
警察ものということでもしかしたら何かしらの規制があるのかもしれませんね。
ドラマ化されるぐらい人気があったようなのでアニメ化されても不思議じゃないと思うんですけどね。
まあでもネットではアニメ化にも賛否両論の声があり本作は漫画だからおもしろいという声も多くあるようです。
今後どうなるかはわかりませんが、予想としてはアニメ化されることはないと思いますけどね。
実写化は?
『ウロボロス〜この愛こそ、正義。』のタイトルで、2015年1月16日から3月20日まで全10回で放送されました。
エピソード1(削除される可能性あり)
キャスト
主要人物
- 龍崎 イクオ – 生田斗真(幼少期:南出凌嘉)
- 段野 竜哉 – 小栗旬(幼少期:小林喜日)
- 日比野 美月 – 上野樹里(幼少期:石井香帆)
新宿第二警察署
- 三島 薫 – 吉田鋼太郎
- 蔵 直太郎 – 森下能幸
- 神取 一馬 – 馬場徹
新宿第一警察署
- 蝶野 真一 – 滝藤賢一
- 東海林 太郎 – 浜田学
警視庁
- 橘 都美子 – 吉田羊
- 田村 小夏 – 清野菜名
- 日比野 圀彦 – 光石研
- 忍足 浩二 – モロ師岡
- 我那覇 守 – 山口祥行
- 聖 由起人 – 野村将希
- 鷲尾 啓 – 堀部圭亮
- 基 曜子 – 篠原ともえ
- 北川 貴一郎 – 中村橋之助
我孫子会系松江組
- 深町 武 – ムロツヨシ
- 我孫子 桐乃 – 武田久美子
- 大津 克明 – 奥野瑛太
- 長枝 忍 – 奥山ばらば
新宿キッチン
- 真島 了 – 渋川清彦
- 御手洗 カオル – 平田薫
その他
- 柏葉 結子 – 広末涼子
- 那智 聡介 – 綾野剛(第7話 – 第9話)
- ジーザス御子柴 – 田中要次
- 劉 宗鉉 – 山本學
- 桂田 剛夫 – デビット伊東
- 湯浅 敬一 – 康すおん
ドラマの評判はいまいちなようですが興味のある方は動画が削除されないうちにご覧になってみてください。
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