ここでは実際にDAYSを読んでのあらすじと感想を書いていきたいと思います。

なるべくネタばれなしで紹介してきますが、あらすじなどではどうしても一部ネタばれしてしまうのでご了承ください。

タイトル:DAYS
作 者:安田剛士
出版社:講談社
掲載誌:週刊少年マガジン
巻 数:1~連載中
評 価:★★★★☆
アニメ化:○
ドラマ・映画化:未

 

あらすじ

中学校ではいじめられっ子だった柄本つくしには友達と呼べる存在がいなかった。

そんなつくしは偶然同い年の風間陣に出会いフットサルに誘われる。

運動経験の全くないつくしだったが風間の頼みをむげにすることもできず行くと約束してしまう。

約束当日、トラブルに会いながらもなんとか会場についたつくしはボールを蹴った経験もなかったが走れば仲間に信用されるといわれ一生懸命走った。

不器用なりに一生懸命なつくしの姿を見た仲間たちもつくしのことを認めてくれる。

つくしは1歳年上の幼馴染が通う聖蹟高校へ入学し、そこには先日偶然友達になった風間の姿もあった。

聖蹟高校はサッカーの名門高校で常に東京で上位争いをしているほどの強豪校だった。

風間は当然サッカー部に入部し、つくしもつられるようにサッカー部に入部することになるのだが、初心者が名門でやっていくのはかなり厳しかった。

チームメイトや先輩もすぐにつくしはやめると思っていたが、サッカーのことが大好きになってしまったつくしは一人で黙々と走り続け次第にチームメイトからも認められていく。

これはまさしく風間に初めてあった時に言われた言葉を実行したからこそだった。

つくしはチームメイトや先輩たちに恵まれサッカー選手として大きく成長してくことになる。

 

感想

まさしくスポ根の王道のような作品でしたね。

サッカー漫画はあまり読まないのですが、この作品は読んでいて非常に胸が熱くなりテンションが上がりました。

私はサッカー経験者ではないので詳しいことはわかりませんし、実際にはこのようなことは起こるはずがないとも思いますが、それでも一生懸命頑張る姿に胸が熱くなります。

これを読んだ後は無償に体を動かしたくなりますね。

スポーツ漫画には感覚的なものと理論的なものがあると思っているのですが、DAYSは感覚的な感じのスポーツ漫画ですね。

これを読んでもサッカーのことが詳しくなることはほとんどありませんが、十傑と呼ばれる選手同士の戦いには一見の価値ありです。

十傑はプロ契約が決まっている10人の選手のことをさしているのですが、個性的な選手ばかりでプレイを見ていて面白いです。

特に聖蹟高校唯一の十傑であるキャプテンの水野のプレイは予想外すぎて笑えます。

DAYSでは試合だけでなく日常的な風景からコミカルな部分まであり、読んでいて飽きません。

サッカー漫画としてはかなり完成度の高い方だと思うので、おもしろいサッカー漫画を探している方はぜひ読んでみてください。

ちなみに単行本の帯には1巻では野球漫画『ダイヤのA』の作者である寺嶋裕二、2巻ではバスケットボール漫画『あひるの空』の作者である日向武史から推薦文が寄せられたほど注目度の高い作品です。

 

アニメ化は?

2016年7月より12月まで放送され、全国高校サッカー選手権大会東京予選準決勝となる京王河原戦までの話になっています。

このPVを見る限りではそれなりに楽しめる内容になっているとは思いますが、個人的にはやはりコミックで読んだ方がその熱さが伝わるでしょう。

私はまだ見ておらず今後も見る予定はありませんが、興味のある方はご覧になってみてください。

 

実写化は?

残念ながら実写化はされていませんね。

この手のスポ根漫画は実写化すると残念な感じになるケースが多いので、個人的には実写化には反対ですね。

せっかく漫画で良い雰囲気を出しているのに、それが実写化になると途端に崩れるということが少なくないですし。

なにより試合をCGで再現するのがたまらなく嫌いです。

まあこの先実写化される予定もないので大丈夫だとは思いますが、まずはコミックを読んでどんな作品なのかを確かめてみましょう。