ここでは実際にēlDLIVEを読んでのあらすじと感想を書いていきたいと思います。

なるべくネタばれなしで紹介してきますが、あらすじなどではどうしても一部ネタばれしてしまうのでご了承ください。

タイトル:ēlDLIVE
作 者:天野明
出版社:集英社
掲載誌:ジャンプLIVE(Season1 – 2)、少年ジャンプ+(Season3 -)
巻 数:1~連載中
評 価:★★★★☆
アニメ化:○
ドラマ・映画化:未

あらすじ

中学生の九ノ瀬宙太は小さいころから自分にしか聞こえない声が聞こえていた。

宙太はその声に受け答えするうちに周りからは白い目で見られるようになった。

そんな宙太の前に突然謎の生物がやってきてわけもわからないうちに宇宙警察エルドライブに勧誘される。

しかもエルドライブのメンバーの中にはクラスメイトで美人だが近寄りがたい雰囲気を持つ其方美鈴の姿もあった。

状況をいまいち把握できない宙太だったがエルドライブの勧誘は断ろうとしたが、それより先に其方美鈴に自分はだめだといわれてしまう。

これにむっとなった宙太は更に自分にだけ聞こえる声に反応してしまい、結局採用試験を受けることになる。

その採用試験とはある犯罪を犯した者を捕らえるというものだった。

警部補のチップスの協力で犯人は学校の先生に変装していることが明らかとなり、一緒にいた生徒が人質に取られてしまう。

助けを求められた宙太は自分にはどうすることもできないと嘆くが、自分にだけ聞こえる声に導かれ突然飛んでもない力が発動する。

そして宙太の体からは謎の生物が生えてきていた。

その生物はモニタリアンという種族で40億年以上前にグリフィス星人が惑星間しようとしていろいろな星に送りこんでいた生命体だった。

宙太はモニタリアンと協力することで対象を見事逮捕することに成功し、晴れてエルドライブのメンバーに認められることになる。

ここから宙太の宇宙警察としての任務が始まるのだった。

感想

家庭教師ヒットマンREBORN!で大ブレイクした天野明の作品だったため気になって読んでみました。

最初さらっと流し読みしたぐらいではなんだかよくわからない作品でしたが、何回か読むと理解が深まりなかなかおもしろい作品でした。

突然エルドライブに入ることになった主人公ですがどうやら彼自身にも大きな謎が隠されているようなのでそれがどういった展開になるのか非常に楽しみです。

まあモニタリアンとかいう生物がくっついている時点でかなりイレギュラーな存在だとは思いますが。

家庭教師ヒットマンREBORN!と同じようにダメダメな主人公ですが、前作とは異なった感じの活躍を見せてくれているので差別化ができているのもいいと思います。

何回か読めば内容もよくわかると思うので1度ではなく何度か読み返してみることをおすすめします。

アニメ化は?

2017年1月から3月にかけてTOKYO MX、BS11、読売テレビ、中京テレビ、福岡放送、札幌テレビで放送されました。

PVがあったのでのせておきますね。

アニメのエルドライブの世界は、前作の『家庭教師ヒットマンREBORN!』の世界と繋がっているため、所々リボーンネタが登場するようなので前作を読んでいる方は注意してみてください。

8月4日には「家庭教師ヒットマンREBORN」とのコラボアニメも公開されたようです。

アニメは全12話になっており、現時点ではここまでとなっていますが多分そのうち第2期が作られることになると思います。

ネットで探せば簡単に動画が見つかると思うので興味のある方は調べてみてください。

実写化は?

SF漫画はなかなか実写化しにくいですし、特にこの作品はスケールが大きいので実写化されることはおそらくないでしょう。

CGでドルーを生やさなければいけませんし、宇宙規模の話になるのでほとんどCGになってしまうでしょう。

仮に実写化されるとしてもおそらく残念な仕上がりになるのは避けられないと思います。

ということでēlDLIVEファンの方はコミックとアニメで楽しみましょう。